一般向け読本「夜間大気光のふしぎ」が出版されました。
電気工学専攻の塩川研究室による高感度全天カメラや分光器を用いた観測結果を中心として、夜間大気光やオーロラの最新の研究成果をまとめた一般向けの読本「夜間大気光のふしぎ」が、同専攻の塩川和夫教授および愛知大学の鈴木臣准教授の共著として、幻冬舎から出版されました。この本は、科学研究費補助金の特別推進研究(代表:塩川和夫、16H06286)の支援を受けて出版されています。
目次:
高信頼な遠隔機器制御の実現に向けて 〜制御と通信のクロスレイヤ最適化〜
情報・通信工学専攻の片山正昭研究室(未来材料・システム研究所・協力講座)では,機械・ロボット等の高信頼な遠隔制御を実現するための通信技術を研究しています.制御と通信の両方の理論に基づくクロスレイヤの最適化を図ることで,単なる通信の性能向上だけではなく,制御も含めたシステム全体としての性能向上を実現する方式を発表しました.本研究成果は,JSPS科学研究費助成事業(15K21071)「高信頼遠隔制御のための制御と通信のクロスレイヤ設計・最適化に関する研究」等において,さらなる発展を目指しています.
詳細は以下をご覧ください(論文)
詳細は以下をご覧ください(国際会議)
人事異動
発電センシング一体型集積センサ技術を開発し、血糖モニタリング等に応用可能な電力自立ヘルスケアIoTへと展開することに世界で初めて成功しました。
電子工学専攻の中里和郎研究室では、バイオ発電素子を電力源ならびにセンシング対象として用いた発電センシング一体型集積センサ技術を開発し、電力自立ヘルスケアIoTへと展開することに世界で初めて成功しました。当該研究成果は、IEEE Biomedical Circuits and Systems Conference (BioCAS) 2016において発表され、Best Paper Awardに選出されました。
再生可能エネルギー発電のインテグレーションスタディに向けて
電気工学専攻の加藤丈佳研究室(未来材料・システム研究所・協力講座)では、再生可能エネルギー発電の大量導入時代における電力システムのあり方を考えるため、電力需給制御に応じた電気自動車の充放電や電力需要の能動化等の有用性や経済性を電力需給解析・シミュレーションを用いて分析・評価する手法を開発しています。本研究は、平成28年度NEDOエネルギー・環境技術先導プログラム「革新的エネルギー貯蔵システム等を活用した超分散エネルギーシステムの研究」の一環としても行われました。
住宅地の配電エリアにおける電気自動車による需給調整力
配電エリアのクラスタリング
人事異動
電気系M1中間発表の優秀発表者の表彰
2017年12月6日と13日に開催された電気系M1中間発表の優秀発表賞の受賞者が表彰されました。受賞者とその所属研究室は以下になります(順不同、敬称略)。
落合健太(早川研)、富田雄大(大野哲研)、民部昌孝(早川研)、森舜介(吉田研)、市川知範(堀研)、太田健吾(川瀬研)、齋藤秀人(西澤研)、西村圭太(大野雄研)、二村湧斗(宮﨑研)、前田一樹(川瀬研)、池田健矢(片山研)、板倉圭佑(佐藤健研)、伊藤玄武(岩田研)、茅野敬介(佐藤健研)、小松滉治(藤井研)、日髙智大(藤井研)
以上
人事異動
傾斜機能材料を用いた次世代のガス絶縁電力機器の開発に向けて
電気工学専攻の早川直樹研究室では,次世代のガス絶縁電力機器の小型化・高性能化に向けて傾斜機能材料(FGM: Functionally Graded Material)の適用を提唱しており,その電界緩和・絶縁性能向上効果を高電圧工学に関する国際会議ISH2017と絶縁材料に関する国際会議CEIDP2017にて発表しました.本研究は,本年度より採択されたNEDO戦略的省エネルギー技術革新プログラム「電力機器用革新的機能性絶縁材料の技術開発」の一環として実施しています.
図.ガス絶縁開閉装置スペーサへの誘電率傾斜機能材料(ε-FGM)の作製
新しい光ルーティング通信ノード構成を考案し,光集積回路技術により試作した光スイッチを用いて,その有効性を確認しました.
情報・通信工学専攻の佐藤健一研究室では,サブシステムモジュラー構成という新しい構成に基づく光通信ノード(フォトニックネットワークノード)を考案し,光導波集積回路技術により協働研究企業が作成した光スイッチを用いて,光伝送実験を行いその有効性を実証しました.得られた結果は,世界最大規模の光通信の国際会議 ECOC 2017 (43rd European Conference on Optical Communication) にてHighly Ranked Paper (Shortlisted as a student paper awards) として選出され,2017年9月19日に発表しました.
人事異動
直流給配電システムには伝送可能電力の上限値があることを見出し、さらにその定式化に成功しました。
電気工学専攻の横水研究室では、直流伝送システム回路の電圧微少変動に対する負荷端電圧の発振現象に着目し、発生有無の判別式を導出することによって、伝送可能電力の上限値Plimがあること、さらに伝送線路の構成要素で上限値Plimを定式化しました。
本成果は直流伝送システムの基盤特性を提示し、各設備での直流化を推進するものです。
人事異動
テクノフロンティアセミナー (TEFS2017) ─触れてみよう、電子と情報の最先端に─
名古屋大学 Open Campus 2017
電気工学専攻 教員公募(エネルギー制御工学に関する研究分野)
名古屋大学大学院工学研究科電気工学専攻では助教を公募しています.(内容については詳細を参照)
ご応募をお待ちしております。
電気工学専攻 教員公募(パワーエレクトロニクスに関する研究分野)
名古屋大学大学院工学研究科電気工学専攻では助教を公募しています.(内容については詳細を参照)
ご応募をお待ちしております。
レイヤ型3次元立体ディスプレイによる実写映像表示システムを開発しました。
情報・通信工学専攻の藤井研究室では,被写体を25の視点から撮影した多視点映像にソフトウェアによる処理を加え,液晶パネルを積層したレイヤ型3次元立体ディスプレイに表示するシステムを開発しました。
このディスプレイでは,被写体が飛び出して見えるだけではなく,見る角度によって異なる映像を観察できます.
図.3次元表示システムの処理フロー
表面波プラズマを用いた無磁場スパッタリングによる酸化物薄膜生成技術の開発
電子工学専攻の豊田研究室では、表面波プラズマにRFバイアス電力を印加することにより、磁場を用いることなく、高密度かつ空間均一なプラズマを生成する技術を新たに開発しました。
これにより、従来技術と比較してターゲット材料の利用効率が向上したとともに、高品質の絶縁膜を均一に生成することに成功しました。
この技術は次世代メモリー製造への応用が期待できます。
図.RFバイアス重畳表面波プラズマを用いた無磁場スパッタリングの原理
人事異動
平成30年度大学院入学試験(平成29年実施)の説明会開催のお知らせ
電気工学専攻,電子工学専攻,情報・通信工学専攻の前期(修士)課程入試の受験を希望する方を対象に、合同入試説明会を開催します。
人事異動
平成29年度 名古屋大学入学式
平成29年度名古屋大学入学式が4月5日に豊田講堂において開催され、電気電子情報工学科(学部生)及び電気工学専攻/電子工学専攻/情報・通信工学専攻(大学院生)に計268名が入学されました。
研究分野