3)電磁波エネルギー動作による超低消費電力磁気センサ
低炭素社会を実現するユビキタスセンシング技術を目標として、電磁波エネルギーで動作する超低消費電力・高感度磁気センサについて新たに研究を開始している。Wireless
Identification and Sensing Platform(WISP)の応用として、加速度計や温度計、歪みゲージ、静電容量計、カスタムメイドの脳波用増幅器(ニューラルアンプ)など、さまざまなセンサをIntel社は提供しているが、最近これらのセンサシステムに対応してテレビ放送のRFエネルギーから電力を得る技術についての報告を行っている。環境電波からのエネルギー回収技術とそのエネルギーを利用したマイクロ・ワイヤレスセンシングテクノロジーは今後の発展が大いに期待される分野である。 |