現代の電気電子工学・情報工学は、19世紀にその基礎が創られ、20世紀になって劇的に発達し、今日も最も活発で革新的な分野です。この学科では、エネルギー・環境技術、ナノテクノロジー、エレクトロニクス技術、自動制御技術、情報通信技術、情報処理技術など、広い分野を深く学びます。
本学科には、100名あまりの教員が所属し、40あまりの研究室に分かれて、完備した研究設備を駆使して、それぞれの専門分野で最先端技術の開発に携わるとともに、一人一人の学生に対して充実した教育と懇切な指導を行っています。
本学科に入学した人は、2年次に進級するとき、電気電子工学コースと情報工学コースに、おおよそ2:1の割合で分かれます。
電気電子工学コースでは、エネルギー、エレクトロニクス、自動制御から、アルゴリズム、画像、音声処理、計算機アーキテクチャ、生体電子、情報通信、情報ネットワーク、情報処理などの情報分野までを幅広くカバーしています。一方、情報工学コースでは、ソフトウェア工学、組込みシステム、情報セキュリティ、画像・映像処理、知識情報処理、知能ロボット、コミュニケーション工学などの幅広い情報関連技術についてその基礎から応用までを学び、情報社会を支える情報技術の開発と発展をリードできる知識と応用力を養うための勉強をします。学部を卒業すると大多数の学生は、より高度な知識と能力を求めて、工学研究科電子情報システム専攻、および情報科学研究科等へ進学します。
研究分野